メトネル・アルバム WAKA-4163

イリーナ・メジューエワ(piano)

メジューエワの記念すべきステップを刻んだ2002年録音、待望の復活リリース

メトネル・アルバム

レコード芸術 特選盤

メトネルの言葉「その本質とは歌にある」が、アルバム・コンセプトとして見事に結実しています。メジューエワの慧眼に改めて驚きと感銘を与えられました。本当に充実の素晴らしい「メトネル・アルバム」の嬉しい再リリースです。(中川哲也/ライナーノートより)

メトネル (1880-1951)

ピアノ・ソナタ ト短調 作品22
忘れられた調べ 作品40
  第1曲 歌のある舞曲
  第2曲 交響的舞曲
  第3曲 花の舞曲
  第4曲 歓喜の舞曲
  第5曲 波の舞曲
  第6曲 酒神賛美の舞曲
牧歌ソナタ ト長調 作品56

録音:2002年4月、新川文化ホール
    (富山県魚津市)


WAKA-4163
STEREO/24-Bit Digital録音


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2002年に音楽之友社よりリリースされながら、長らく入手困難な状態が続いていたメジューエワの「メトネル・アルバム」。今や日本でも有数のレコーディング・アーティストに成長した彼女の記念すべき名盤(魚津・新川文化ホールでの録音第一作)が、日本コンサートデビュー15周年を機に若林工房より再発売されます。

収録されたレパートリーはいずれもメジューエワの「代名詞」とも呼ぶべきもの。ト短調ソナタ(op.22)は、ギレリスやホロヴィッツ、グリンベルクなども愛奏したメトネルの代表的ソナタのひとつ。「忘れられた調べ」op.40は同名のシリーズ三連作の掉尾を飾る全6曲の舞曲集。そして、メトネル最後のピアノ・ソナタで、シンプルな作風が魅力的な佳品、「牧歌ソナタ」。

若く瑞々しい感性と豊かな歌心に満ち溢れながらも、ある種の落ち着きと精神的な深みを持ち合わせたメジューエワの演奏は、「レコード芸術・特選盤」に輝くなど各方面で高い評価を獲得しました。今回のリリースにあたっては再マスタリングを施すと同時にジャケット・デザインも一新。若きメジューエワの記念すべきステップを刻んだ2002年録音、待望の復活リリースです。