ショパン バラード(全4曲)&舟歌 WAKA-4112

イリーナ・メジューエワ(piano)

せつないほどの哀しみ。希望と不安、絶望と憧憬をうたう。

ショパン バラード(全4曲)&舟歌 WAKA-4112 イリーナ・メジューエワ Irina Mejueva

レコード芸術 準特選盤

ショパン:
 バラード 第1番 ト短調 作品23
 バラード 第2番 ヘ長調 作品38
 バラード 第3番 変イ長調 作品47
 子守歌 変ニ長調 作品57
 バラード 第4番 ヘ短調 作品52
 舟歌 嬰ヘ長調 作品60

録音:2006年6月22~23日
新川文化ホール(富山県魚津市)


WAKA-4112
STEREO/24-Bit Digital録音


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ここ数年の充実した演奏・録音活動が着実な評価を得ているロシアのピアニスト、イリーナ・メジューエワによるショパン作品集。
ショパン・アルバムとしては若林工房へのデビュー作となった「スケルツォ集」(2002年11月録音 レコード芸術特選盤)以来となる1枚。今回は傑作として名高い4曲の「バラード」と、これまた屈指の名作「舟歌」に挑戦しました。
ゲンリヒ・ネイガウス→テオドール・グートマン→ウラジーミル・トロップ→そしてメジューエワと受け継がれてきたロシア・ピアニズムならではの繊細霊妙なタッチが生み出す馥郁たる詩情。虚飾を排し、ひたすら作品の本質に迫る真摯な精神性に貫かれた強靭なピアニズムは、作品そのものの魅力を存分に引き出すことに成功しています。