ショパン:幻想ポロネーズ WAKA-4127

イリーナ・メジューエワ(piano)

若林工房創立5周年記念リリース。
伝統に裏打ちされた深い読みと共感 ―― かくも深遠なるショパン

ショパン:幻想ポロネーズ WAKA-4127 イリーナ・メジューエワ

レコード芸術2008年10月号 特選盤

「五感を研ぎ澄ませてこのアルバムに収められた音楽を聴いて欲しい。ショパン→ミクリ→ミハウォスキ→ゲンリヒ・ネイガウス→テオドール・グートマン→トロップ→メジューエワ。ショパンから数えて7代目の弟子となるメジューエワの元で今、ショパンの血統が脈々と息づいていることにきっと気付かれるに違いない。」(田中 泰/ライナーノートより)

  1. ロンド 変ホ長調 作品16
  2. 3つのワルツ 作品34
  3. 3つの新練習曲 (遺作)
  4. 前奏曲 嬰ハ短調 作品45
  5. ポロネーズ 第6番 変イ長調 作品53 《英雄》
  6. 3つのマズルカ 作品59
  7. 幻想ポロネーズ 変イ長調 作品61

録音:2008年5月14~16日
新川文化ホール(富山県魚津市)


WAKA-4127
STEREO/24-Bit Digital録音


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日本での活動歴も10年を超え、充実した活躍を続けるイリーナ・メジューエワの2008年録音作品。ショパン・アルバムとしては通算4枚目となる今作は、《幻想ポロネーズ》と《英雄ポロネーズ》をメインに晩年の傑作マズルカ(作品59)や初期の隠れた名曲「ロンド(作品16)」などを配した好プログラムです。

メジューエワらしい繊細かつ大胆なタッチ、薫り高い詩情、堅牢な造型、堂々たるスケール感などの魅力に溢れた秀演。明晰な論理と深い情感を持って献身的に作品と対峙するその姿は、新しい時代のショパン弾きとして、そしてロシア・ピアニズムの名門ネイガウス流派の継承者の一人として面目躍如たるものがあります。