シューマン:子供の情景&交響的練習曲 WAKA-4133

ヴァレリー・アファナシエフ(piano)

意識の底に沈んだ内なる存在に光をあてる
―― 現代最高の鬼才、入魂のライヴ

シューマン:子供の情景&交響的練習曲 WAKA-4133  ヴァレリー・アファナシエフ

レコード芸術 準特選盤
「自身の創作活動の中に現れる精神的存在としてシューマンは、情熱的で男性的なフロレスタンと、メランコリックな想念を抱えるオイゼビウスを対峙させた。相反する存在は表裏一体であり、いずれも自分自身だと断言する。その拮抗と相克がシューマンの創作の中に一貫して表れ、聴き手を混沌とした精神の中に誘い込む。アファナシエフは、その危うさに鋭く切り込み、意識の底に沈んだ内なる存在に明々とした光を当てて、私たちの前に立ちつくしている。」 (谷口康雄/ライナーノートより)

シューマン
子供の情景 op.15
交響的練習曲 op.13
2007年12月7日
東京オペラシティ コンサートホールにおけるライヴ録音


WAKA-4133
STEREO/24-Bit Digital Recording
発売元:若林工房


完売しました

現代最高の鬼才ピアニストとして注目を集めるヴァレリー・アファナシエフの2007年日本公演ライヴ録音。待望のシューマン・プログラムの登場です。

アファナシエフのシューマンにはこれまで「クライスレリアーナ」と「森の情景」「クララ・ヴィークの主題による変奏曲」などがありましたが、今回のレパートリーは全て初録音となります。

決して一筋縄ではいかない解釈がユニークな「子供の情景」と、聴き手を壮大な思考の迷宮に誘い込むような「交響的練習曲」。現代屈指の鬼才アーチストを導き手として聴き手はシューマンの狂気、メランコリーの世界を体験することになるでしょう。