《テンペスト》&《ハンマークラヴィーア》~ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ集-4 WAKA-4137-8
イリーナ・メジューエワ(piano)
若林工房創立5周年記念企画
ベートーヴェンのピアノ・ソナタ全曲録音、ロシアの俊英による挑戦、第4弾
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ 第7・15・17・29・32番
「まず感じたのは、音楽の流れの自然さと、漆黒の光沢を放ちながら厚みを感じさせるタッチ。・・・作品の持つ息遣いと真に一体化しなければ実現不可能と思われる『ゆとりのある没入』が全体に溢れており、これらの作品群の素晴らしさを改めて思い知らされることとなりました。」(田中利治/ライナーノートより)
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●disc-1● ピアノ・ソナタ 第7番 ニ長調 作品10の3 ピアノ・ソナタ 第15番 ニ長調 作品28 ピアノ・ソナタ 第17番 ニ短調 作品31の2 《テンペスト》 ●disc-2● |
録音:2008年12月、 2009年1月、3月、4月&5月 新川文化ホール(富山県魚津市) WAKA-4137~38 (CD2枚組) STEREO/24-Bit+96kHz Digital録音 販売価格¥3,600 |
2008年にスタートしたイリーナ・メジューエワによるベートーヴェン:ピアノ・ソナタ全曲録音シリーズ。第1集から第3集までいずれも「レコード芸術特選盤」に輝くなど、各方面で高い評価を獲得している好評のシリーズ待望の第4集は、5曲のソナタを収録。(うち《テンペスト》は再録音)。
今回の聞きどころは何といっても第29番《ハンマークラヴィーア》と第32番という後期作品ですが、その演奏内容は期待を上回るほどの素晴らしい出来栄えとなりました。特に《ハンマークラヴィーア》における巨大なスケール感、第3楽章の深い精神性、フィナーレのフーガの圧倒的な表現力など、これぞベートーヴェンという核心を伝えてくれます。
瑞々しい感性に貫かれた、衒いのない正攻法の解釈。鮮やかなテクニック、力強さと繊細さを兼ね備えたタッチ、多彩な音色と響きも素晴らしく、最近のメジューエワの充実ぶりを示す2枚組です。
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