ショパン:プレリュード集(25曲) WAKA-4140

イリーナ・メジューエワ(piano)

ショパン生誕200年、メモリアル・イヤー企画、第2弾!
濃密な詩情、しなやかな官能 ―― 繊細極まりない感受性が紡ぐロマンティシズムとファンタジー

ショパン:プレリュード集(25曲) WAKA-4140 イリーナ・メジューエワ

レコード芸術2010年4月号 特選盤
レコード芸術第48回レコード・アカデミー賞 器楽曲部門ノミネート


「磨き抜かれたタッチの美しさや繊細極まりない感受性、躍動に満ちた生命力は言うに及ばず、エモーショナルな激情と深々とした沈潜は限りないコントラストを生み出しながらショパン特有のイマジネーションを膨らませてくれる。どちらかというと淡々とした歩みの中に、計り知れないロマンティシズムとファンタジーが余すところなく語り尽くされており、ときには濃密な詩情やしなやかな官能にむせ返るほどでもある。そして何よりメジューエワは弁証法的唯物論のごとく、ショパン音楽の核心を見事なまでに描いて比類ない。」 (真嶋雄大/ライナーノートより)

ショパン
 24のプレリュード集 作品28
 プレリュード (第26番) 変イ長調 (遺作)
録音:2009年10月14~15日
新川文化ホール(富山県魚津市)


WAKA-4140
STEREO/24-Bit+96kH Digital録音


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メジューエワによるショパン生誕200年のメモリアル・イヤー企画第2弾は、傑作「24のプレリュード集 作品28」と「遺作のプレリュード(第26番)」という組み合わせ。かつて自主制作盤としてリリースされた「プレリュード集(全26曲)」以来、10年ぶりの再録音です。

さらにみずみずしい感興に溢れた演奏を披露している今回の録音は、10年という歳月の間、彼女がどれほど内面の充実を図ってきたかという証であり、「驚嘆すべき熟成」(真嶋雄大氏)を鮮やかに示す一枚となりました。19世紀から続くショパン演奏の伝統の重みを感じさせながらも、新鮮な感性が随所に光る秀演。「ショパン弾き」としてのメジューエワの面目躍如たるアルバムです。