京都リサイタル2017 (ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第30~32番)

イリーナ・メジューエワ(piano)

日本デビュー20周年記念リサイタル。確信に満ちた解釈でベートーヴェン晩年の傑作に迫る!

レコード芸術2018年3月号 特選CD

WKLC-7025京都リサイタル2017  (ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第30~32番)

ライナーノートより
「たった一つの音であっても、その意味を重層的に求める彼女(メジューエワ)の執念が感じられるところだ。楽譜から読み解いたことを、強弱、表情、和声、リズム、テンポなど音に関わるあらゆる要素を考慮しながら、一音一音丁寧に演奏へと実現しようとする恐ろしく強固な意思、彼女の個性はここから立ち現れてくるのではないか。」(井上建夫)

ベートーヴェン:
ピアノ・ソナタ 第30番 ホ長調 作品109
ピアノ・ソナタ 第31番 変イ長調 作品110
ピアノ・ソナタ 第32番 ハ短調 作品111

J.S.バッハ:
平均律クラヴィーア曲集第1巻より プレリュード ヘ短調 BWV857

イリーナ・メジューエワ (ピアノ – 1967年製ニューヨーク・スタインウェイ)

録音:2017年6月9日、京都コンサートホール〈アンサンブルホールムラタ〉におけるライヴ録音
WKLC-7025
JAN:4580359961048
STEREO /24-Bit & 96kHz録音
2018年1月11日発売


国外の方は送料は別途負担となります。
お問い合わせください。

恒例となったメジューエワの京都リサイタル・ライヴ録音シリーズ。2017年は日本コンサートデビュー20周年を記念したオール・ベートーヴェン・プログラム。楽聖最後のピアノ・ソナタ三曲を確信に満ちた解釈で聞かせます。徹底的に細部まで明瞭な音とリズム。均整のとれた構成感と巨大なスケール感に、即興性や思い切りの良さが加わった、メジューエワの近年の一層の成熟ぶりを伝える一枚です。余白にはアンコールとして演奏されたバッハのプレリュードを収録。1967年製ニューヨーク・スタインウェイの輝かしく格調高いサウンドも魅力です。