J.S.バッハ:インヴェンションとシンフォニア WAKA-4219

イリーナ・メジューエワ(piano)

精緻な対位法とカンタービレの愉悦 ―― 興趣豊かに描かれるバッハの小宇宙

レコード芸術2021年3月号特選盤

ライナーノートより
「解釈は精緻で的確であり、対位法音楽の構造をクリアーに描き切って見せてくれている。一方で、対位法というものは、知的なゲームなどではなく、音楽の愉悦のもっとも基本的な要素のひとつであることを、イリーナは存分に教えてくれる。」(岡田央太)

J.S.バッハ (1685-1750)
2声のインヴェンション BWV772-786
3声のシンフォニア BWV787-801

イリーナ・メジューエワ (ピアノ … 1922年製NYスタインウェイ)

録音:2020年6月、新川文化ホール(富山県魚津市)

WAKA-4219
JAN:4580359961185
STEREO / 96kHz+24-Bit録音
2021年1月21日発売


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メジューエワの2020年録音。初録音となるバッハの「インヴェンションとシンフォニア」の登場です。ピアノ学習者にとってお馴染みである同曲集は、演奏技法と作曲技法の手引きを目的に書かれた教育用の小品であると同時に、高度な芸術性と豊かなイマジネーションに溢れた第一級の芸術作品でもあります。「ゴルトベルク変奏曲」や「平均律クラヴィーア曲集」などの録音でバッハ弾きとして高い評価を得てきたメジューエワは、ここでも真摯で感興豊かな演奏を披露。作品の魅力を改めて浮き彫りにします。(使用楽器:1922年製ニューヨーク・スタインウェイ)