シューベルト:ピアノ作品集-1 WAKA-4153-54

イリーナ・メジューエワ(piano)

期待通り、いや期待以上の面白さ ―― 満を持してのシリーズ第一弾!

シューベルト:ピアノ作品集-1/イリーナ・メジューエワ

レコード芸術2011年5月号 特選盤

「ここに収められているどの曲も、傑作であることを、深く納得させてくれる一枚だ。」
(亀田正俊/ライナーノートより)

シューベルト(1797-1828)
●disc-1●
 ピアノ・ソナタ(第18番)ト長調 D894
 アレグレット ハ短調 D915

●disc-2●
 4つの即興曲 作品90 D899
 ピアノ・ソナタ(第19番)ハ短調 D958

録音:
2009年5月、11月、2010年11月
新川文化ホール(富山県魚津市)


WAKA-4153-54(2枚組)
STEREO/24Bit+96kHz Digital録音
発売元:若林工房


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イリーナ・メジューエワによる待望のシューベルト・シリーズがスタート。

2007年から09年にかけてベートーヴェンのピアノ・ソナタ全曲録音を敢行、続いてショパンの主要作品を立て続けにリリース、中でも「ノクターン集」が2010年度レコードアカデミー賞(器楽曲部門)を受賞するなど、素晴らしい活躍を続けるロシア出身の実力派が、いよいよシューベルト作品の録音に着手しました。

「満を持して」と呼ぶに相応しい第一弾 ―― シューマンが「形式も精神も完璧を極めている」と絶賛したト長調(D894)と晩年の傑作ハ短調(D958)のソナタ2曲と、「4つの即興曲」(D899)、「アレグレット」(D915)の組み合わせ ―― は、期待通り、いや期待以上の面白さ。

繊細優美で愉悦感に溢れる音楽づくりは言うまでもなく、シューベルトの音楽のもうひとつの要素である寂寥感や死の影をそこはかとなく表出してゆきます。確固たる造型に支えられた線の太さと、千万変化するタッチを駆使した玄妙な表現が一体化した恐るべきシューベルト。続編にも大きな期待のかかるシリーズ第一弾です。