エリザベス朝のヴァージナル音楽 WAKA-4146

中野 振一郎(Virginal,Cembalo)

黄金期イギリスの鍵盤音楽、素朴ながらもウィットとユーモアを湛えた美しい佳品の数々

エリザベス朝のヴァージナル音楽 WAKA-4146 中野 振一郎

レコード芸術2010年11月号 特選盤

J.ブル イングリッシュ・トイ
Th.モーリー パヴァーヌとガリアルダ
作者不詳 ナイチンゲール
O.ギボンズ プレリュード*
W.バード パヴァーヌとガリアルダ*
J.ブル   王の狩*
M.ピアソン 桜草
作者不詳 (?W.バード) 太鼓と笛
W.バード ネヴェル夫人のグラウンド
M.ピアソン 落ち葉
W.バード パヴァーヌとガリアルダ
J.ブル グッドナイト*
W.バード 戦闘前のマーチ、またはオックスフォード伯爵のマーチ*

使用楽器:Italian Virginal after Albertvs 1568, MOMOSE HARPSICHORD 1983
*German double manual harpsichord after Michael Mietke ca.1710, Atelier von Nagel 1995
ピッチ:a’=415hz 調律法:Meantone  調律:百瀬昭彦

録音:2010年4月15・16日
新川文化ホール


WAKA-4146
24Bit + 96kHz録音
発売元:若林工房


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日本が世界に誇るチェンバロ奏者、中野振一郎の最新録音。2009年度のレコードアカデミー賞(音楽史部門)を受賞した名盤「女王の祭壇 ~パーセル作品集」に続く待望のイギリス音楽作品集は、「エリザベス朝のヴァージナル音楽」。

女王エリザベス1世の君臨した16世紀後半から17世紀初頭にかけてイギリス音楽は黄金期を迎えますが、とりわけヴァージナル音楽では女王自身がこの楽器を愛好したこともあって、数多くの傑作が生まれました。素朴ながらも心に染み入るような抒情的で美しいメロディ、描写的でときにコミカルでありながらウィットとユーモアを湛えた愛すべき佳品の数々。

名手、中野振一郎が弾き分けるヴァージナルとチェンバロの優雅な調べを存分にお楽しみ下さい。