コンスタンチン・リフシッツ

コンスタンチン・リフシッツ/Konstantin Lifschitz

コンスタンチン・リフシッツ

1976年、ハリコフ(ウクライナ)生まれ。5歳でモスクワのグネーシン特別音楽学校のタチアーナ・ゼリクマン教授のクラスに入学。13歳でモスクワ・デビュー、ロシア文化財団の支援のもと「ニュー・ネームズ」の一員として、パリ、ミュンヘン、ミラノなどヨーロッパ音楽界の中心地で演奏。その才能に注目したウラジーミル・スピヴァコフによりモスクワ・ヴィルトゥオーゾのソリストに抜擢された。その後、ロシア、イギリス、イタリアで研鑽を積む。17歳時の1994年、グネーシン音楽学校の卒業リサイタルでバッハの《ゴルトベルク変奏曲》を演奏。DENON(日本コロムビア)によってスタジオ録音された同曲のCDは1996年度グラミー賞にノミネートされ、ニューヨーク・タイムズ紙の評論家エドワード・ロススタインをして「グールド以来の最もピアニスティックに力強い演奏」と言わしめた。1995年にはドイツのエコー・クラシック最優秀新人賞を受賞。

数多くのリサイタルや世界の著名なオーケストラとの共演だけでなく、室内楽演奏でも精力的に活動。これまでにギドン・クレーメル、ドミトリー・シトコヴェツキー、マキシム・ヴェンゲーロフ、パトリシア・コパチンスカヤ、レイラ・ジョセフォヴィッツ、樫本大進(以上Vn)、ミッシャ・マイスキー、ソル・ガベッタ、ムスティスラフ・ロストロポーヴィチ、リン・ハレル(以上Vc)らと共演している。

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