ヴァレリー・アファナシエフ(piano)
あるがままに ―― 前人未踏の境地へと突き進む鬼才の来日公演ライヴ
レコード芸術2015年7月号 特選盤

「かつてのアファナシエフといえば、鋭さの際立つ『美音』が特徴的だった。世界の深奥にひそむ真理を、その暗黒を、鋭角的な美音が切りひらいて見せるという印象だった。しかし近年の彼が作り出す音は、透明に光り輝いているように思える。けっして明るいという意味ではない。それ自体が発光しているかのような、空間に放射するような、精妙な陰影とニュアンスに満ちた音である…(中略)…『それ自体』として響く稀有な『音』の世界へ、アファナシエフはたどり着いたといってよい。ここが旅の終着点かどうか、それは誰にもわからない。そして、その音をじっと聴いているのは、決して楽なことではない。けれども、聴くのをやめるのはもっと辛い。アファナシエフはどこまでゆくのだろう。その先にはどのような景色が広がっているのだろう。」
(佐藤憲清/ライナーノートより)
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ヴァレリー・アファナシエフ(piano)
此の道を保つ者は、盈つるを欲せず。夫れ唯だ盈たず、故に能く蔽れば新たに成る
レコード芸術2014年8月号 特選盤

「しかし、ここに聴く晩年の小品集において、かれは敢えて世界に抗うこともなく、世界を共鳴させることによって、自分を生かす途を見出したのではないか。救いがたい悲哀と憂愁、…(中略)… これは、ブラームスが音の世界を構築しているというより、世界がブラームスという媒体を通して鳴り響いているというていのものだ。アファナシエフの芸術上の営為は、残酷なほどにこのブラームス晩年の表現の特質を浮かび上がらせている」(平野篤司/ライナーノートより)
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ヴァレリー・アファナシエフ(piano)
沈黙のうちに映し出される陰と影。過去・未来を包み込む、永遠の一瞬。
レコード芸術2013年8月号 特選盤

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ヴァレリー・アファナシエフ(piano)
生と死を超える「光」のように ―― 前人未踏の境地に進み入る鬼才、18年ぶりの再録音。
レコード芸術2012年1月号 特選盤
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ヴァレリー・アファナシエフ(piano)
憧憬と慟哭、厳然と示される生と死 ―― 現代屈指の鬼才による異形のショパン
レコード芸術2010年8月号 特選盤
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ヴァレリー・アファナシエフ(piano)
意識の底に沈んだ内なる存在に光をあてる
―― 現代最高の鬼才、入魂のライヴ
レコード芸術 準特選盤 詳細はこちら »
ヴァレリー・アファナシエフ(piano)
まさしく時は留まり、自らの歩みに耳を澄ます ―
―現代最高の鬼才によるシューベルト、ライヴ第2弾
レコード芸術2007年12月号 特選盤
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ヴァレリー・アファナシエフ(piano)
“沈黙は音楽の礎”
――稀代の鬼才の弾くシューベルト、浜離宮朝日コンサートホール・ライヴ――
レコード芸術2007年4月号 特選盤
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ヴァレリー・アファナシエフ(piano)
「心より出で、心へ通わん」作曲者と演奏者の心がひとつになった奇跡的瞬間。
現代屈指の鬼才による待望のベートーベンソナタ集。
必聴! アファナシエフの十八番レパートリー。感動のサントリーホール・ライヴ。
レコード芸術2004年5月号 特選盤
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